飲食店のオーダーで手書き伝票を使う方法は?書き方やデメリットも解説

飲食店でオーダーを取る方法には、手書き伝票によるものがあります。手書き伝票は、オーダーの内容を書き留める紙の会計伝票のことで、売上伝票の一種です。一定の書式が用意されていて、そこにオーダー内容を記載していきます。

この記事では、飲食店の経営者・店長向けに、手書き伝票を使う方法や書き方、デメリット、そしてデメリットの解消方法として、セルフオーダーシステムについて、説明していきます。

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飲食店で手書き伝票でオーダー(注文)を取る方法は?

まず、手書き伝票(口頭)でオーダーを取る方法についてご紹介します。

手書き伝票とは?

【意味・定義】手書き伝票とは

飲食店における手書き伝票とは、オーダー(注文)の内容を書き留める紙の会計伝票をいう。売上伝票の一種。一定の書式が用意されていて、そこにオーダー内容を記載していくことが多い。

手書き伝票の書き方は?

手書き伝票でオーダーを取る場合は、お客さんのオーダーを聞きながら伝票に書き留めていきます。

伝票に書く項目は、一般的には以下です。

  • テーブル番号
  • メニュー
  • 個数

お客さんのオーダーのスピードが速いと、伝票に書くのが間に合わずに慌ててしまい、聞き漏れにつながる可能性があります。速く手書き伝票を書くための工夫としては、例えば以下のようなものがあるでしょう。

  • メニューを覚える
  • 略称を使ってメニューを書く
  • 商品番号を用いる

速く書けて読み間違いが少なくなるような「手書き伝票の書き方ルール」を決めておくと良いでしょう。

手書き伝票でオーダーを取る流れ

手書き伝票でオーダーを取る流れは、一般的に以下のようになっています。

  1. お客さんに呼ばれる/客席に行く
  2. お客さんのオーダーを受けて、手書き伝票に記載する
  3. オーダーに間違いがないか復唱/確認をする
  4. キッチンにオーダーを届ける

手書き伝票でオーダーを取る場合は、聞き漏らす可能性が高いため、オーダーに間違いがないかを復唱/確認をするようにしましょう。

手書き伝票はどんなお店で使われている?

手書き伝票は、紙の伝票さえ用意すればオーダーを受けられるので、小規模店舗や個人店で導入されることが多いです。

例えば、

  • 喫茶店
  • テイクアウト中心のカフェ
  • カウンター席のみの小規模店舗・個人店
  • コース料理中心の店 など

メニューの数が少なく、座席数も少ない店舗での利用が考えられます。

一方で、メニュー数や座席数が一定あり、ランチに回転数が多いお店やディナーにピーク時間があるお店などは、紙の伝票ではなく、ハンディターミナルや、セルフオーダーシステムを導入されていることが一般的でしょう。

なぜなら、手書き伝票でオーダーを取ることには、いくつかのデメリットがあるからです。

手書き伝票でオーダー(注文)を取るデメリット

手書き伝票でオーダーを取るデメリットについてご紹介します。

手書き伝票(口頭)でオーダーを取るデメリット
  • 伝票に書くのに時間がかかる
  • 文字の読み間違い/書き間違いによる、オーダーミスの可能性がある
  • 厨房へのオーダーを通すまで時間がかかる
  • 伝票の原本は7~10年の保存期間がある

それぞれ見ていきましょう。

【デメリット1】伝票にオーダーを書くのに時間がかかる

伝票にオーダーの内容を書き留めるのは、単純に時間がかかってしまいます。

オーダーの数が多いと、伝票に書くのに更に時間がかかり、お客さんを待たせる時間も長くなります。特に、ピーク時など、忙しい時間帯にオーダーに時間がかかってしまうと、お店全体の商品提供スピードが遅くなってしまいます。その結果、機会損失・売上の減少にもつながります。

【デメリット2】文字の書き間違い/読み間違いによるオーダーミスの可能性がある

飲食店のお客さんは、スタッフが伝票を書くスピードに合わせながら、ゆっくりとオーダーする方ばかりではありません。お客さんのスピードに合わせて急いで伝票に書くことは、書き間違いや書き漏れが起こる可能性につながります。

さらに、焦って書くことで、きれいな字が書けず、キッチンで読み間違いが起こる可能性もあります。

【デメリット3】キッチンにオーダーを通すまで時間がかかる

伝票でオーダーを受ける場合は、お客さんのテーブルに行って、オーダーを口頭で伺う必要があります。

一方で、ピーク時には、お客さんに呼ばれても、すぐに伺えず、お客さんをお待たせするケースも出てきます。

また、キッチンとフロアが離れている場合は、当然ながら、キッチンまでオーダーを通すために、歩いて伝票を持っていかないといけません。

このようなオーダー待ちの時間やキッチンへの移動時間は、「お客さんの満足度」「オーダーの取り逃がし」「回転率」にも影響するため、キッチンにオーダーを通すまでに時間がかかるというのは、大きなデメリットになります。

【デメリット4】伝票の原本は5~10年の保存期間がある

最後は、経理上のデメリットについてご紹介します。

伝票の原本は、税法と商法で、7-10年の保存期間が定められています。(白色申告の場合は、5年の保存期間が定められています。)

法人税法 7年間の保存期間
所得税法 白色申告の場合は5年の保存期間
青色申告の場合は7年の保存期間
会社法 10年間の保存期間
法人税

No.5930 帳簿書類等の保存期間

 

法人は、帳簿(注1)を備え付けてその取引を記録するとともに、その帳簿と取引等に関して作成または受領した書類(注2)を、その事業年度の確定申告書の提出期限の翌日から7年間(注3)保存しなければなりません。

 

(注1)「帳簿」には、例えば総勘定元帳、仕訳帳、現金出納帳、売掛金元帳、買掛金元帳、固定資産台帳、売上帳、仕入帳などがあります。

(注2)「書類」には、例えば棚卸表、貸借対照表、損益計算書、注文書、契約書、領収書などがあります。

(注3)青色申告書を提出した事業年度で欠損金額(青色繰越欠損金)が生じた事業年度または青色申告書を提出しなかった事業年度で災害損失欠損金額が生じた事業年度においては、10年間(平成30年4月1日前に開始した事業年度は9年間)となります。

 

青色申告 帳簿の保存期間

青色申告 帳簿の保存期間

白色申告 帳簿の保存期間

白色申告 帳簿の保存期間

会社法第432条

第四百三十二条 株式会社は、法務省令で定めるところにより、適時に、正確な会計帳簿を作成しなければならない。
2 株式会社は、会計帳簿の閉鎖の時から十年間、その会計帳簿及びその事業に関する重要な資料を保存しなければならない。

このように、伝票を用いる場合は、その原本の保存が必要になってくるため、保存コストもかかってしまいます。また、電子データで保存することもできますが、電子化のためにコストや手間が発生します。

手書き伝票以外のオーダー方法(オーダーシステム)には何がある?

手書き伝票を用いてオーダーを取る方法は、手軽ですぐに導入できる反面、多くのデメリットがあることをご紹介しました。

それでは、他にはどのようなオーダー方法があるのでしょうか?

飲食店における「3つ」のオーダー方法

飲食店には、主に3つのオーダー方法があります。

飲食店における「3つ」のオーダー方法
  1. 手書き伝票(口頭)でオーダー(注文)を取る
  2. ハンディターミナルでオーダー(注文)を取る
  3. セルフオーダーシステムでオーダー(注文)を取る

手書き伝票以外のオーダー方法について、簡単にご紹介します。

ハンディターミナルを導入するメリット・デメリット

まずは、ハンディターミナルを使ったオーダー方法です。

【意味・定義】ハンディターミナルとは

ハンディターミナルとは、片手で持てる端末のことをいう。飲食店では、ホールスタッフが注文内容をハンディターミナルに入力し、厨房などに設置したプリンタなどに注文内容を出力する。

ハンディターミナルを用いると、オーダー内容を書く必要がなくなり、すばやくオーダーを受けることができます。また、システムによっては、売上の計算などの経理処理が簡単になります。

中規模店舗から大規模店舗まで、幅広い規模の店舗が利用しています。飲食店において、一般的なオーダーシステムです。

ハンディターミナルでオーダーを取るメリット
  • 注文を取る時間が短くなる
  • (システムによっては)厨房へのオーダーが瞬時に通る
  • 文字の読み間違い/書き間違いによる、オーダーミスが少なくなる
ハンディターミナルでオーダーを取るデメリット
  • 導入にコストがかかる
  • ハンディターミナルの操作を覚える必要がある

セルフオーダーシステムを導入するメリット・デメリット

次に、セルフオーダーシステムを使ったオーダー方法です。

【意味・定義】セルフオーダーシステムとは

セルフオーダーシステムとは、利用客のモバイル端末や、店舗に設置された端末を利用して、利用客が自分で注文する仕組みをいう。

セルフオーダーシステムには2種類あります。

2種類のセルフオーダーシステム
  1. テーブルに備え付けのタッチパネル/タブレット端末を使用
  2. お客さまのスマホを使用

例えば、ファミレスや回転寿司などで、テーブルごとに用意されたタッチパネルを使ってオーダーをする方法です。比較的大規模なチェーン店などで用いられることが多いです。

また、タッチパネルの発展版として、お客さんのスマホを使用して、スマホからオーダーをおこなってもらう方法があります。こちらは、モバイルオーダーとも呼ばれます。

個人店や小規模店舗から中規模店舗まで、幅広い飲食店で導入が進んできています。

セルフオーダーシステムでオーダーを取るメリット
  • オーダーを取る必要がなくなる
  • 注文ミスを減らせる
  • お客さんは自分のペースで注文ができる
セルフオーダーシステムでオーダーを取るデメリット
  • 導入にコストがかかることもある
  • 初期設定をする必要がある

飲食店の業務効率を上げるなら「セルフオーダーシステム」がおすすめ

手書き伝票でオーダーを取る方法も併せて、3つのオーダー方法をご紹介してきました。

この中で、店舗のオペレーション効率を高めて、売上アップをしたい場合は「セルフオーダーシステム」がおすすめです。

飲食店のオーダーはセルフオーダーシステムが最適

近年、飲食店では、「セルフオーダーシステム」の導入が増加しています。

これは、お客さんのスマホからオーダーを行えるので、店舗スタッフの接客業務の削減につながり、業務効率化の手段として注目されているからです。

もう少し、理由を詳しく見ていきましょう。

【理由1】オーダーを取る手間が減るから

セルフオーダーシステムの1番のメリットは、オーダーを取る必要がないため、業務効率をアップできることです。

お客さんは、テーブルに備え付けのタブレットや、自分のスマホ端末などを利用して、自分の好きなタイミングで、簡単・気軽にオーダーできます。

スタッフに口頭でオーダーを伝える場合は、焦ってしまったり、オーダーを伝え忘れたりと、満足に頼むことができなかった、という場合も考えられます。また、スタッフが忙しい場合には、お客さんがオーダーできず、機会損失や売上の減少につながる可能性もあります。

さらに、手書き伝票を用いる場合は、オーダーを取るのに時間がかかってしまい、次のお客さんのオーダーを取るのをお待たせしてしまったりと、顧客満足度も下がってしまいます。

このように、オーダーを取る手間を減らすことは、スタッフにとっても、お客さんにとってもメリットが生まれます。

【理由2】人件費等の経費を削減できるから

セルフオーダーシステムの導入で、人件費などの経費削減が期待できます。

飲食店の経営において、人件費は大きな経費の一つです。

飲食店は、労働者(いわゆるアルバイトやパートも含みます)に対し、最低賃金法で定められた最低賃金額以上の賃金を支払わなければなりません。

【意味・定義】最低賃金制度とは

最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度のこと。

仮に最低賃金額より低い賃金を労働者、使用者双方の合意の上で定めても、それは法律によって無効とされ、最低賃金額と同額の定めをしたものとされる。

セルフオーダーの導入によって、「オーダーを受ける」作業を、システムで自動化・省人化できます。

セルフオーダーシステムを導入した飲食店では、「スタッフは料理を運ぶことや接客に専念でき、6人必要だった現場が5人で回せるようになった」という事例もあります。

スタッフが対応する仕事をセルフオーダーシステムに任せることで、人件費の削減に繋がる可能性があります。

【理由3】売上が増えるから

先ほど説明したように、セルフオーダーでは、お客さんが自分のペースで焦らず、メニューを選べるので、「顧客単価UP」に繋がる可能性があります。

さらに、セルフオーダーシステムの中には、売上UPに貢献する機能が活用できるサービスもあります。

売上UPに貢献するセルフオーダーの機能例
  • お客さんの注文内容に合わせて「おすすめメニュー」を提案する機能
  • 繁閑にあわせて価格を自動変更するダイナミックプライシング機能

(弊社提供の「オーダーアール 」より)

このような機能の活用は、顧客単価の向上に繋がるでしょう。

さらに、人手不足でピーク時にオーダーを取れないなどの「売り逃しや機会損失の削減」や、オペレーションの効率化による「回転率の改善」で、売上UPも期待できます。

【導入事例】メイドカフェにセルフオーダーシステムを導入した事例

セルフオーダーシステムの導入事例をご紹介します。

地方にある「メイドカフェ」では、セルフオーダーシステムを導入し、売り上げが1.4倍に増加しました。

地方のメイドカフェにセルフオーダーシステムを導入し売上を1.4倍増加させた事例

飲食店にとって、ピーク時の注文の“取り漏らし”は、大きな機会損失。

取り漏らしとは、忙しさから注文をとれない状況のこと。これが売上ダウンの原因となります。また、注文したいのにできないことで来店客にストレスを与え、クレームにつながる恐れもあります。セルフオーダーシステムの導入は、こうした飲食店の課題も解決します。

お客様が自身で注文するセルフオーダーであれば、スタッフの忙しさによる機会損失は生まれにくいです。結果、静岡店の売上はオープンから毎月、5%ずつ向上しています。

詳細は、「オーダーアール」導入で地方のメイドカフェがDXで急激に売上1.4倍増加」の記事をご覧ください。

飲食店経営の課題解決はセルフオーダーシステムで決まり

飲食店の経営には、例えば、以下のような課題があります。

飲食店の経営課題の例
  • 人材不足
  • 人件費がかさむ
  • 機会損失がある
  • オーダーミスがある
  • 廃棄コストがかかる

「セルフオーダーシステム」の導入は、これらの経営課題を解決するのに非常に役立ちます。

もし、飲食店のオーダー方法を検討されているなら、セルフオーダーシステムの導入をおすすめします。

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ダイナミック・プライシングなどの、充実した機能を兼ね備え、「低価格」で「手軽」に利用開始できることが特徴です。

しかも、お客様のスマホを使うシステムであるため、オーダーを受けるための端末を用意する必要はありません。

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